「達人は個性で勝負する」 DAMD流の遊べるクルマの仕立て方
クルマをアソビ専用に仕立てませんか?
休日は完全にアタマを切り替えて思いっきり遊ぶなら、バーベキューやオートキャンプといったアクティビティがオススメ。
ところが、そうしたシーンに普段使いのサルーンで遊びに出掛けても、イマイチ気分がのらないなんてことはありません?
それならばコンパクトSUVや軽クロスオーバーを休日のアソビ専用車にしたいところ。
そこで俄然注目したいのがスズキの「ジムニー・シエラ」と「ハスラー」だ。
“たかが実用系コンパクト”とあなどるなかれ、走りはもちろん環境性能や安全運転支援システムは最先端。ジムニーの道なき道を駆けぬける抜群の機動力はオトコのロマンだし、ハスラーのキュートなフォルムと軽快さは、体験してみれば目からウロコに違いない。
それでもご不満というのなら、自分好みにカスタムしてみよう!
国産ラインナップのドレスアップパーツを開発してきたDAMD(ダムド)の手に掛かれば、実用系コンパクトだってスタイリッシュで満足度の高いギアに変わるのだ。
ジムニー・シエラで日常と非日常を気軽にスイッチ!
【JIMNY little B.】
まずはレトロなアメリカンスタイルの「JIMNY little B.」。
アメリカンレターの「DAMD」エンブレムをあしらったマットシルバーのスチール製フロントグリルは、1970年代のアメ車をイメージさせるスリットデザインが印象的。
グリル同色のバンパーにもスリットが施され、フォグランプを内蔵したロワバンパーとボンネットフードカバーの立体造形とが相まって、タフで無骨なフォルムをよりいっそう際立たせている。
レトロチックな丸形テールランプを配したリアバンパーには、ジムニー・シエラ専用のエクステンションをプラスしてシンプルかつマッチョなシルエットにも貢献。
こうなるとメッキタイプのクリムソンDEAN CROSS COUNTRYホイールとTOYOオープンカントリーR/Tタイヤの組み合わせもレコメンドしたい。
【JIMNY the ROOTS.】
そしてもうひとつの提案は、1970年誕生の初代(LJ10型)ジムニーをオマージュした「JIMNY the ROOTS.」だ。
現代風にアレンジした水平ルーバーのフロントグリルに「SUZUKI」のワードロゴを配した。ウインカー位置もヘッドライトの目尻に変更するこだわりようだ。
この純正ジャングルグリーンのボディカラーでは、フロントバンパーをスチール風のアイボリーにペイントする一方で、丸形テールライトを埋め込んだリアバンパー(エクステンション付き)をボディ同色で仕上げるなど、初代モデルへの細かいこだわりが懐かしさと新鮮さを醸し出す。ボディサイドの筆書風「自家用」ステッカーも昭和レトロにひと役買っている。
このクラシックなシルエットにはゴツゴツしたM/Tタイヤと鋳鉄風のAPIO WILDBOAR SRホイールがよく似合うだろう。
ハスラーなら日常の延長で遊べる
【HUSTLER Classico】
純正オフブルーメタリックのボディを活かした、「HUSTLER Classico(ハスラー・クラシコ)」は、昭和の東京オリンピック時代に活躍したFE型フロンテ・スズライトをモチーフにしたフロントまわりがポイント。
丸目ヘッドライトと一体感のあるマットシルバーのフロントグリルにヴィンテージ「SUZUKI」エンブレムをあしらったボンネットフードカバー、シンプルなデザインのフロントバンパーといったところ。あえて選んだハロゲン式ヘッドライトも絶妙にマッチする。
ウッドデカールやクロームキャップのクリムソンDEAN CROSS COUNTRYホイール、ホワイトリボンタイヤまで組み合わせたら、ファニーな軽クロスオーバーはセンス抜群でレトロなパイクカーに変身。
ナチュラルウッドを使ったスチール製ルーフラックも載せて、奥さまのお買い物やムスメさんのお出掛け用として共有すれば、お父さんのポイントは爆アガり間違いなし。
【HUSTLER Carabina】
そしてもう一台は、「HUSTLER Carabina(ハスラー・カラビナ)」だ。
ネーミングのとおりオトコのアウトドア・ギア感満点に仕立てたこのモデル、フロントまわりにボディ同色仕上げのボンネットフードカバーとLJ20型ジムニーをモチーフにした8スリットグリル、マットブラックのストレートバンパーとの組み合わせがポイントだ。
純正クールカーキパールメタリックのボディにマッチするタフなマスクが「レトロ+アーミー」を演出するという、DAMDならではのデザインセンスが光る。ゴツイM/Tタイヤを組み合わせたクリムソンDEAN CROSS COUNTRYホイールも無骨なオトコの道具感に溢れている。
この全身で遊びゴコロを表現したトータルコーディネート。ブラックスチールのルーフラックにキャンプ道具やフィッシング用具を載せてアウトドアに連れ出してみたい。
「クルマのドレスアップはオタク趣味」なんて常識はもう古い。
最新モデルのジムニーをセンスよくレトロに仕立ててドライブに連れ出す。そして気の合う仲間と思いっきり遊んで楽しめば、また明日から全力で闘える活力が湧いてくるはずだ!