Car Goods Magazine連動企画 2015年新作ホイール特集
愛車を華麗にドレスアップする16アイテムが集合！
先日、幕張メッセで開催されたオートサロン2015。そこで各社から発表された数々の最新アイテム。その中から、愛車を華麗にドレスアップしてくれる新作ホイール16種類をフォーカスが厳選。ホイールの製造・鋳造技術が進歩し、デザイン性も高まるなか、高性能なアルミホイールも比較的安価に購入できるようになってきています。20インチを超えるような迫力の大口径ホイールも続々と登場する一方、Ｋカーやコンパクトカーの人気に合わせ、デザイン性の高い専用ホイールも充実ぶりを見せています。
ちなみに以下で紹介する16製品は、いずれもがアルミホイールとしての強度、耐久性など品質を保証する「JAWA（ジャパン・ライト・アロイホイール・アソシエイション）のお墨付き、「JAWA品質認定証」を獲得している製品です。
バーンシュポルトシリーズ最新作、ニューレイトンの「Bahn Sport Type504（バーンシュポルト・タイプ504）」の特徴は、メインスポークとサブスポークで異なるデザイン・表面処理を持つ「ダブルフェイススポーク」の採用。流行のコンケーブデザインとともに、一層の躍動感を引き立ててくれます。
サイズを大きく見せる視覚効果のスポークデザインは、とくにＫカー＆コンパクトカーにおすすめです。
用意されるサイズは15×5.0J～18×7.0J。カラーはダークシャインメタリックポリッシュとマットブラックの２色。センターキャップは２種類からチョイスできます。
陰と陽、明確に違いを見せる２つのスポークデザイン。そのメインスポークにクロームプレートをセットできる新意匠を採用したのが、ダブルフェイススポークの新風、ニューレイトンの「Bahn Sport Type505（バーンシュポルト・タイプ505）」です。
ホイールカラーにマッチするよう、標準装着のプレートカラーも２種類用意するというこだわりです。8.5Ｊのワイドリム版では、コンケーブの落とし込み量もマキシマム。
設定サイズは19インチのみで、カラーはダークシャインメタリックポリッシュ、マットブラック、ブラックポリッシュの３色を用意。センターキャップはロゴタイプと王冠タイプの２種類が付属しています。
ひとつのトレンドラインになった感のあるラギッドテイスト。アメリカンSUVに見られるタフネスさをデザインに表現したのがニューレイトンの「Bahns Tech WEDGE Stream（バーンズテック・エッジストリーム）」。
飾り気を廃したアーキテクトで、伸びる８本スポークの先には、リムに強固に噛みこむようなスチールプレートがピアスボルトで留まっています。どこまでも遊びゴコロをかき立てるフィニッシュと言えるでしょう。
サイズは15×5.0J～17×7.5J。カラーは、ブラックポリッシュ、マットブラックの２色をラインアップ。センターキャップには「WEDGE」のロゴをあしらい、ホール数によって異なるリングデザイン、本体に合わせたカラーが設定されています。
スポーツを愛するオーナーへ向け、パフォーマンスを追求したモデルがニューレイトンの「 EuroSports Type SS-01（ユーロスポーツ・タイプSS-01）」です。高度な解析技術により強度を保ちながら軽量化を徹底し、ビジュアルとの両立を図ったスポーツホイールです。
極限まで薄肉化された10スポークデザイン、そしてセンターパートには軽量化のためのホールが設けられています。ビッグキャリパーへの逃げも確保された構造なので、ハイパフォーマンスカーへの装着にも対応可能。
スポーティなマットブラックとマットブロンズの２色がラインナップされています。サイズは15×5.0J～18×8.0J。
▼メーカー公式ページ
プレミアムモデルにふさわしい３ピースホイールがウェッズの「Kranze Graben（クレンツェ グラベン）」。
特長は、リムへと伸びるＶ字シルエットが生み出す、鋭角と彫り込みを自在に組み合わせた３Ｄフォルム。センターパートも、スポークとのつながりを強調したデザインに仕上がっています。
多彩なディスクタイプを含めたキメ細かなインセット対応も充実しています。サイズは19×7.5J～22×13.0J。20インチにはリバースリムも用意されています。
カラーはハイパークローム、SBC／ポリッシュ、ハイパーガンメタル／ポリッシュ、ミラーバレル／ブラッシュド（受注生産）、ブラック／ポリッシュブロンズクリア（受注生産）の５種類。センターキャップオーナメントも５色が用意されるほか、ピアスボルトにもオプショナルカラーが設定されています。
ヨーロッパの古代建築をモチーフにしたデザインをベースに、強さと軽さの性能を磨きこんだホイールがウェッズの「LEONIS NAVIA 04（レオニス・ナヴィア04）」です。
スポークに設けられたリブ形状やフローフォーミング製法により、強度と軽量化を両立させています。15～18インチのワイドラインナップは、軽自動車からセダン、ミニバンまでカバーします。
耐腐食性の高い塗装や、空気圧センサー取付けも考慮された安心の日本製。青いエンブレムは地球をイメージしたもので、本体カラーは、ミラーカットを組み合わせたダークシルバーとマットブラックの２色が用意されています。
ホイールデザインのトレンド、９交点メッシュを採用する２ピース仕様のホイールがウェッズの「MAVERICK 709M（マーべリック709M）」です。
たんなるフォロワーに見えないのは、センターの強烈な落とし込みによるデザイン的主張があるから。これが視覚的なインパクトを与えているのです。
カラーは、力強さのマットガンメタリック、上質感あふれるプレミアムシルバー、アルミ独自の素材感が際立つブラッシュドの３色が設定されています。ディスクは３タイプ、インポートカー対応のPCDを用意するワイドバリエーションも魅力ですね。サイズは18×7.5J～20×10.5Jで展開。
シャープなエッジが際立つ10スポークのウェッズ「MAVERICK 710S（マーべリック710S）」。ボリュームを抑えられた細身のスポークは段差をつけながらパーティションされ、ベースカラーとポリッシュの２トーンが躍動感を生み出す源となっています。
オーダーインセットも可能で、ビッグキャリパー装着車にも対応する3タイプのディスクも用意されます。シンプルなフォルムは、スポーツモデルにもマッチしますね。
18×7.5J～20×10.5Jの３サイズが設定され、カラーはブラック／ポリッシュ、シャイニングブロンズ／ポリッシュの２色が用意されています。
1980年代のイタリアで卓越したレーシングスーツを世に送り出し、サーキットの名声を欲しいままにしていた「リネア・スポーツ」。そのエッセンスを取り込んだクリムソンの「クラブリネア」シリーズ最新作。
静的な状態でも、しっかりと躍動感が伝わるスポークレイアウト。最大20インチという、余裕のあるサイズを活かした、伸びやかなデザインが「CLUB LINEA ROSSI（クラブリネア・ロッシ）」の特長です。
スポーク奥にのぞくリムは、「ディープアンダーカット」工法により大胆にシェイプされています。さらに「フローフォーミング」製法により、鍛造ホイールにも劣らない材料密度と剛性も確保しています。
サイズは19×8.0J～20×9.5J。カラーはダーククリアの１色です。
1980年代のイタリアで卓越したレーシングスーツを世に送り出し、サーキットの名声を欲しいままにしていた「リネア・スポーツ」。そのエッセンスを取り込んだクリムソンの「クラブリネア」シリーズ最新作。
ラグジュアリーを主張するのが「CLUB LINEA VIERI（クラブリネア・ヴィエリ）」です。
流行のコンケーブデザインを採用しながら、さらなるインパクトを追求するため、リムには「ディープアンダーカット」製法が施され、ディスク面を大きく見せつつ薄肉化も実現。そして、おなじみの「フローフォーミング製法」で、鍛造ホイールの強靭さと鋳造ホイールのデザイン自由度という利点を両立させています。
用意されるカラーは、サイドマシニング加工を施したブラックの１色。サイズは19×8.0J～20×9.5Jが設定されています。
レーシングスピリットを感じさせるクラシックデザインを、最新の表面処理技術で仕立てたホイールがクリムソンのネオクラシックブランド「RS」です。
センターへ向け大きく落としこまれた「コンケーブ・スタイル」など、ツボを抑えたフィニッシュが世界で人気のクリムソン「RS CV-WIRE（アールエス・CVワイヤー）」。どこか懐かしいメッシュデザインを採用しながら、その仕立ては最新。
ゴールドクリア、シルバーポリッシュ、スモーククリアという３つのカラーバリエーションを含め、キメ細かなインセット設定により国内外のビッグセダン、ミニバンはもとよりスポコンとの相性もグッド。サイズは19×7.5J～20×10.0Jが用意されています。
10本スポークに見えますが、ジツはＶ字形状のスポークが５組というデザインで構成されるMLJの「HYPERION CVX（ハイペリオンCVX）」です。
それぞれがシャープにリムエンドへと伸びていくスポーク、そのリムとの接合部の「ディープアンダーカット」という手法に注目してみましょう。鋭角にカットされたそれは、コンケーブ形状をひときわ強調する仕上がりになっています。
セミグロスポリッシュに処理されたシルバーカラーが、秘めたる迫力をアピールしています。設定されるサイズは、18×8.0J～20×9.5J。大口径ホイールの新しい潮流と言えるでしょう。
MLJが発売する「 HYPERION POPORO（ハイペリオン・ポポロ）」のコンセプトは“癒しKeiホイール”。
その名のとおり、Ｋカーの足もとを可愛く飾ってくれます。奇をてらわないオーバル基調は、どんなボディタイプにもすんなり溶け込む、飽きのこないデザインです。
サイズは14×4.5Jと15×5.5Jの２タイプ。設定カラーはパールホワイトとライトグレーの２色で、パールホワイト色にはポリッシュリム仕様も用意されています。
アンダーカット製法により軽量化も実現するなど、 “ユルカワ”な中にもシャープさを秘めている点も注目ポイントです。
ハイパフォーマンスタイヤのブランドとして不動の地位にある「POTENZA」。そのミドルレンジとして投入されている「POTENZA Adrenalin RE002」。その走りの世界観をホイールという形で具現化したのがブリヂストンの「 POTENZA Adrenalin SW005（ポテンザ・アドレナリンSW005）」です。
スポークのエッジ処理は立ちすぎない品のあるスポークアールでスタイリッシュさを演出し、駄肉の削減による軽量化も追求されています。
設定サイズは15×5.0J～19×9.0J。カラーはグロスブラック、ファインシルバーの２色で展開されます。
ポテンザDNAはここでも健在です。
大ヒットモデル、スズキ・ハスラーと最高のマッチングを見せるホイールがPIAAの「 HEX ROAD（ヘックスロード）」です。星型という斬新なディスクデザインを取り囲む六角形のリム。これがアメリカンSUVを超えるタフネスさを表現しています。
15×4.3Jのワンサイズで、設定カラーはダイヤモンドカットのみですが、ビ―ドロック形状のリム部には、カラーリング（別売）が装着可能。全６色のリングが用意され、お気に入りのコーデが楽しめます。
従来のスポーツ系ホイールとは異なったアプローチで、Ｋカー＆コンパクトカーの足元をゴージャスに飾ってくれるのがケイアイティ・ジャパン「PRAUZER GANAR（プラウザー・ガナール）」です。
デザインポイントはスポーク中央に刻まれたスリット。２本のスポークをＶ字にまとめつつリムエンドへと伸びる様が、サイズを超えた躍動感を与えています。
特殊製法により軽量化されているので、走りを犠牲にすることもありません。サイズ展開は14×4.5J～16×6.0J、カラーはブラックポリッシュの１色です。
今回のホイール特集はいかがでしたか？ 愛車のイメージにフィットするホイール、見つかりましたか？ 足回りをドレスアップすれば、何か新しい出会いだって生まれるかもしれませんね。では、また次回、お会いしましょう！ ごきげんよう！
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